石油事業

REFINING BUSINESS

出光興産(株)から石油精製を受託しております。原油処理能力は70,000バーレル/日ですが、国内トップの分解装置装備率を有しており、原油以外に外部から受け入れる原料油を処理することで効率的な運営を行っています。

  • 1原油・原料油受入
    出光興産が輸入し、超大型タンカーで運んできた原油を東京湾に設置した荷揚げ設備(SBM)から扇島、東扇島の原油貯蔵タンクへ移送し、そこから精製装置へ供給しています。
    また、原油以外にも他製油所が処理できない重質原料油を船舶、または、近隣の製油所からのパイプラインにより受け入れています。
     
  • 2-1石油精製-蒸留
    原油を蒸留装置によりガソリン、灯油、軽油、重質油に分離します。沸点の差を利用して分離することを「蒸留」といい、石油精製の基礎となるプロセスです。大気圧に近い条件で行う常圧蒸留と真空に近い条件で行う減圧蒸留の2種類の蒸留を行います。
     
  • 2-2石油精製-改質
    蒸留により得られたガソリンを改質装置により改質し、オクタン価の高いガソリンにします。オクタン価とは、ガソリンのアンチノッキング性(異常燃焼の起こしにくさ)を表す単位で、ガソリンの性能を高めるプロセスです。
     
  • 2-3石油精製-分解
    蒸留により得られた重質油を分解装置によりガソリン、灯油、軽油などに分解します。付加価値の低い重質油から付加価値の高い石油製品に転換するプロセスであり、触媒による分解と熱による分解の2種類の分解を行います。
     
  • 2-4石油精製-脱硫
    蒸留や分解により得られたガソリン、灯油、軽油などを脱硫装置で脱硫します。脱硫とは、環境汚染の原因となる硫黄分を除去するプロセスであり、高温高圧化で水素と触媒を用いることにより高い品質規格に対応した環境にやさしい石油製品を生産しています。
     
  • 3出荷
    生産された石油製品は万全の品質管理のもと、日夜、休むことなく出荷しています。
    近郊のサービスステーションや内陸の油槽所へはタンクローリー車で、そして遠方の油槽所へは船舶で運んでいます。